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生成AIの利活用に関する学修ガイドライン(学生対象)

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生成AIの利活用に関する学修ガイドライン(学生対象)

1.目的
 本ガイドラインは、本学に在籍する学生が生成AIを学修支援ツールとして適切に利活用するとともに、その特性および限界を理解し、自律的に判断しながら活用できる能力を身に付けることを目的として定める。
 あわせて、学修の質の確保および公正な成績評価の維持を図ることを目的とする。

2.基本方針
 1. 学生は、本学における教育活動の主体であり、また生成AIの利活用そのものが学修の対象であることを理解しなければならない。
 2. 学生の学修成果は、本人の主体的な思考および理解に基づくものでなければならない。
 3. 生成AIは、学生の思考および理解を促進するための補助的な学修手段として利活用するものとし、成果物の代替として使用してはならない。
  ※ここでいう「代替」とは、思考過程、論理構成または表現の本質を学生自身が担っていない状態を指す。
 4. 生成AIを利活用した場合は、本ガイドラインの定めに従い、その利用状況を適切に申告しなければならない。
 5. 生成AIの利活用の可否および範囲は授業・課題ごとに異なる場合があり、最終的には授業担当教員の指示に従うものとする。

 3.利活用の範囲
(1)利活用が認められる例
  以下の用途については、授業担当教員の指示に従い、学生自身の理解を深めることを目的として補助的に利活用することができる。
• 発想の補助(ブレインストーミング、多角的視点の取得)
• 論点整理(概念や議論の構造化・要約)
• 文章の校正(誤字脱字の確認、表現の改善)
• 翻訳の補助(語学学修や専門文献の読解支援)
• プログラミング支援(コード理解、バグ修正、アルゴリズムの確認)

  ※利活用にあたっては、内容の正確性について自ら確認および検証を行うこと。

(2)原則として認められない例
  以下の行為は、教員による明示的な許可がない限り認められない。
• レポート、論文、課題等の本文(下書きを含む)の生成をAIに依存すること
• 成績評価の対象となる課題、問題の解答を生成AIに依存すること
• 指定された文献を読み込ませ、処理させ、その結果を自らの読解成果として提出すること

(3)学修目標としての利活用
  生成AIの利活用自体が学修目標として設定されている場合は、本ガイドラインの一般的制限にかかわらず、当該授業または課題の指示に従うものとする。

4.禁止事項
 学生は、次に掲げる行為を行ってはならない。
• 生成AIが作成した内容をそのまま、または形式的な修正のみで提出すること
• 生成AIの利活用を申告せず、自らの成果物として提出すること
• 内容の正確性を確認せずに生成AIの出力を利活用すること
• 授業担当教員が禁止した方法で生成AIを利活用すること

5.利活用時の申告義務
 生成AIを利活用した場合、以下の事項をレポート等に明記しなければならない。
• 使用した生成AIの名称(① サービス名、② モデル名、③ 利用日)
 (例) ① OpenAI ChatGPT、② GPT-4o、③ 2026年4月27日)
• 利活用した箇所および範囲
• 利活用の目的および方法(概要)

 【記載例】
  本レポートでは、構成検討段階において生成AIを用い、論点整理の補助として利活用した。本文の執筆および考察は自身で行った。
 【例外】
  誤字脱字の修正、文法確認、辞書的検索など、論理構成や主張に実質的影響を与えない軽微な利活用については、申告を省略できる。
  判断に迷う場合は申告すること。

6.成績評価および確認
 1. 生成AIへの過度な依存が認められる場合、当該成果物は評価対象とならない、または減点対象となる。
 2. 教員は、必要に応じて口述試験、小テスト等により学生本人の理解度を確認することがある。
 3. 学生は自身の思考過程を説明できるよう、生成AIとのやり取り(プロンプトおよび出力の履歴)を保存しておくことが望ましい。
 4. 生成AI利用検出ツールの結果は参考情報として扱われ、それのみを根拠として不正行為と断定するものではない。

7.留意事項
(1)情報の不正確性
  生成AIは、事実と異なる内容や実在しない情報を出力する場合があるため、信頼できる資料により確認を行うこと。

(2)情報セキュリティ
  個人情報、機密情報、未公開の研究データ等を生成AIに入力してはならない。

(3)著作権
  生成AIの出力が既存の著作物と類似する場合があるため、権利侵害とならないよう留意すること。

8.違反時の措置
 本ガイドラインに違反した場合は、学則その他の関連規程に基づき、以下の措置が講じられることがある。
• 当該課題の無効または、当該科目の単位不認定
• 当該学期の全科目の成績評価の取消
• 懲戒処分(訓告、停学、退学等)

9.附則
 本ガイドラインは、生成AI技術の進展および社会状況の変化に応じて、適宜見直しを行う。