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理工学部

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「理工学」とは、「理学」と「工学」の総称です。なぜひとつにまとめる必要があるのでしょうか。物理学や化学、生物学など、実世界の根本を追求する「理学」と、それらをベースにして、実生活に役立つ技術を磨く「工学」。両者を横断的に学んでこそ、より強く社会にコミットできる総合力を身につけられるからです。
「理学」のチカラで「?(未知)」を解き明かし、「工学」のチカラで「!(未来)」を創り出す。その興奮と感動を、公立千歳科学技術大学の理工学部で共有しましょう。

理工学部の9領域・3学科

社会と科学技術をつなぐ技術者になるためには、理工学の基礎を理解していることが大切です。
本学では、自然科学の基礎研究を担う「理学」と、アイデアを形にするために不可欠な「工学」の基本科目をしっかり学ぶため、
共通基盤となる9つの分野を学べるカリキュラムを編成しています。
応用化学

物質の構成や性質、化学反応などを学修します。実用化を視野に入れながら、新しい素材の開発や物質の新たな活用方法について研究を深めます。

材料科学
物質の構造と性質の関係を分子レベルおよびナノレベルで解明し、フォトニクス分野など先瑞技術分野を支える高性能・高機能材料の開発を目指した教育研究を行います。
環境・生物工学
生物が備える合理的な「つくり、しくみ、成り立ち」を解明し、それを応用する研究、環境問題の解決や医療分野に貢献するための基盤研究などを行います。
応用物理学

光の粒子の性質を体系づける量子力学をはじめ、物理学の多様な知識を深め、さらに生活や産業に役立つ実用的な技術に発展させることを目指します。

電気電子工学

携帯電話や家電製品、ロボットなど多くのモノに組み込まれる電気・電子のテクノロジーは現代社会の重要なキーワード。理論と実践の両面から理解します。

情報通信工学

コンピュータと通信に関する理論・技術を学修。光ファイバによる通信ネットワークの構築をはじめ、情報社会に不可欠な情報通信技術を学びます。

情報工学
さまざまな情報をコンピュータで処理するための数学的理論を学修し、その応用方法を研究します。対象は最新のAI(人工知能)まで及びます。
ソフトウェア工学
コンピュータ活用のカギを握るソフトウェアの企画・設計・開発について学び、実践で確認。プログラミングスキルを確実に身につけます。
サービスデザイン

「サービス」とは何か。人をもてなすしくみ、もの、情報などを、使う立場になって企画・開発に取り組み、新たな価値を生み出すノウハウを身につけます。

 

2年次秋学期に学科選択

応用化学生物学科

化学・生物学を軸とした理工学の基礎のもと、素材関連や医療分野だけでなく食品・環境などの幅広い分野に役立つ応用力を養います。
広範なテーマ設定の実験実習や卒業研究を通して、どのような分野にでも対応できる幅広い知識と柔軟な思考、コミュニケーション能力を身に付けます。

電子光工学科

電子工学の基本から光工学の最先端までを学ぶことにより、電気電子・情報通信、そしてロボット技術など、産業の発展や人の支援が可能な新しい「ものづくり」、「システムづくり」を創造できる能力を養います。
多岐にわたる実験とコンピュータ実習を通じて実践的なスキルを身に付けます。

情報システム工学科

情報社会・倫理、コンピュータおよび情報処理、情報システム、情報通信ネットワーク、マルチメディア表現・技術を学びます。
さらに、それらを基盤に教育工学、情報通信工学、サービス工学に関連した内容を横断的に学ぶことにより、社会を進歩発展させられる技術系リーダーの育成をめざしています。

理工学部の4年間

理工系人材としての土台をつくり専門分野の学びに生かす本学のカリキュラムが、
あなたのチカラを最大限に引き出します。


本学の理工学部は、理学と工学を横断的に融合した実践的な学びを特長とした学部です。
エンジニアから技術に強いビジネスリーダーまで、社会が求める幅広い人材を育成します。
入学から1年半をかけ理工学の基礎をしっかりと身に付け、2年次秋学期から学科に所属。3年次には専門知識を深めながら興味あるテーマを見つけ、4年次にはいよいよ自分の研究に取り組みます。
4年間で将来に向けた確実なスキルを養うカリキュラムです。
また、本学では「eポートフォリオ」を1年次から実施。eポートフォリオとは学習・キャリア形成のあらゆる履歴を「個人カルテ」として蓄積する学生総合カルテのことです。
教職員・学生間で共有し、学生一人ひとりの学習面や学生生活に対して最善の支援をめざします。

1年次 基礎教育

1・2年次を重点期間として学ぶ共通基盤教育カリキュラムで、
専門分野共通の基礎的な素養と、実社会で生かせる教養を広く身に付けます。

2年次 専門教育

2年次秋学期に学科を選択。理学と工学を横断する3学科に分かれて、専門的な教育がスタート。

1年次の1年間をかけて自分の興味ある分野を探したあと、2年次秋学期からは3学科に分かれて専門教育がスタート。
「応用化学生物学科」、「電子光工学科」、「情報システム工学科」の3学科の中から、興味のある分野、もしくは将来所属したい研究室に応じて学科を選択します。それぞれの専門分野に合わせて、理学と工学をバランスよく学びます。

3年次 専門教育

各専門分野の高度な知識を身に付けながら、自分が研究したいテーマを見つけていきます。

より専門性の高い教育が展開されていく3年次。先輩・後輩との交流で刺激を受ける機会も多くなります。
本学での集大成となる卒業研究に向け、11月には所属する研究室を決定します。1年次から研究室訪問が可能なので、興味のある研究室と早い段階で出会うこともできます。また、3年次にはインターンシップなど、就職支援のプログラムも充実していきます。

4年次 卒業研究

学生一人ひとりの興味に応じて、研究室に所属。大学生活の集大成となる研究活動に取り組みます。

雰囲気も研究内容もそれぞれ異なる研究室で、本格的な研究活動がスタート。
各々の分野において、教員の指導のもとで専門性を深めていきます。卒業論文としてまとめた研究の成果は、学内で発表します。
研究室内でも発表・ディスカッションの機会が数多くあるので、コミュニケーションとプレゼンテーションの能力が養われます。

共通科目 (共通基盤教育カリキュラム)

必修科目 選択必修科目 選択科目
一般教養科目
微分積分学Ⅰ・Ⅱ 化学入門 物理学入門 エレクトロニクス入門 情報学基礎演習
キャリア形成A1・A2 言語リテラシー1・2 千歳学 理工学基礎実験1・2 線形代数学Ⅰ
情報技術概論 データ活用基礎 エレクトロニクス基礎 地域課題プロジェクト 電子回路
プログラミングとアルゴリズム基礎 情報アーキテクチャ データサイエンス入門
化学基礎 生物学入門 物理学基礎 情報学 環境科学入門 オプティクス
電磁気学 工学基礎数学 情報通信基礎 プログラミング応用 日本国憲法 
くらしと政治 人と社会 北海道の歴史 心理学入門 哲学と世界 倫理と人間 
心の科学 倫理学入門 現代の社会経済 くらしと法律
数学基礎 キャリア形成B1・B2
外国語科目
理系のための基礎英語基礎Ⅰ・Ⅱ 英語リーディングⅠ・Ⅱ 英語基礎Ⅰ・Ⅱ
アメリカ事情Ⅰ・Ⅱ TOEIC Ⅰ・Ⅱ 英語と文化Ⅰ・Ⅱ
中国語1・2・3 ドイツ語 フランス語 技術中国語1・2 科学技術英語Ⅰ・Ⅱ
英語コミュニケーション 実用英語 時事英語 認定英語1・2・3
共通(※)
スポーツ総合1・2 健康科学

共通教育担当教員

共通教育担当/准教授 小川 正浩
担当教科:英語
小川准教授の詳しいプロフィールへGO→

 
共通教育担当/准教授 Randy L. Evans(ランディ エバンズ)
担当教科:英語
エバンズ先生の詳しいプロフィールへGO→
理工学部(共通教育)/専任講師・博士(文学)山下 文
担当教科:
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理工学部(共通教育)/助教・博士(理学)本多 俊一
担当教科:
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